こんにちは。
元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。
今日から4回に分けて、私がNHKキャスター時代に培ってきたインタビューテクニックについてお伝えします。
NHKキャスター時代は、対面・電話合わせて300人以上の方々を取材(インタビュー)してきました。
その取材では、様々な「訊き方」をして相手の情報や思いを引き出してきました。
1回目の今日は失敗例を(笑)。
キャスターになりたての頃によくしてしまった失敗です。
そして、この失敗は、多くのアナウンサー1年目の方がしてしまいがちなことです。
その失敗とは・・・
「“はい”“いいえ”で終わる質問をする」
訊きたい事柄があったとして、その事柄に対して相手が「はい」か「いいえ」で答えられる質問をすると、その先、話が展開していきません。
例えば、こんな感じです。
A:今年は天候が不順で農作物の生育がよくなかったそうですね?
B:はい。そうですね。
A:えっと・・・・
もしくは
A:以前、○○賞を受賞されたという記事を拝見したのですが、毎年受賞しているそうですね?
B:はい。そうです。
A:えっと・・・
このように、相手が「はい(そうです)」「いいえ(そうではなりません)」と言いやすい質問をすると、なかなか次の質問が思いつかなかったり、そこで沈黙になったりします。
「こんな質問、するわけないじゃない」と思うかもしれませんが、新人のアナウンサーは結構やってしまうのです(笑)。
他にも「Aですか?Bですか?」というような二者択一の質問も会話が続きにくいです。
質問をして、すぐに次の質問が出るのであれば「Aですか?Bですか?」という投げ掛けをしてもいいかもしれません。
しかし、インタビュー初心者は、すぐに次の質問が出てこないことが多いので避けたほうが無難です。
相手が「はい」「いいえ」ではない他の言葉で答えを返すような質問をする。
それがインタビューの基本でありポイントです。
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