こんにちは。
元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。
前回「初めてのお客様に会うときには事前の情報収集を念入りにしましょう」とお伝えしましたが、もしそれができなかった場合、こんな方法があります。
それは。
「今、目の前にあるものの中から話題を探す」こと。
例えば。
お客様のお宅に伺って、玄関に子供用のおもちゃがあったら・・・
「お子さんがいらっしゃるのですね。おいくつですか?男の子(女の子)ですか?」
応接室に通していただいて、素敵な絵画が飾ってあったら・・・
「素敵な絵画ですね。私は絵画には疎いのですが、どなたのですか?」
お客様を待っている間にお茶がお茶菓子を出されたら・・・
「わぁ、素敵な柄のお茶碗ですね。どちらのお茶碗ですか?」
「おいしそうなお菓子ですね。どこの名物ですか?」
等々、目の前にあるものを使って会話を展開していきます。
目の前にあるものから、その方の趣味や嗜好も分かりますし、出身地や家族構成などの情報も得ることができます。
この方法は、日頃から、々なことにアンテナを張っていないと臨機応変な対応が難しいので、以前、ご紹介した「瞬発力を鍛えるトレーニング」を日々行っておくと良いでしょう。
■「話し方」の本を出版しています。ご購入はこちらからどうぞ。
この記事へのコメントはありません。