こんにちは。
元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。
初対面の人と会ったとき、どんな話題を振ればいいか悩みますよね?
そして、自分のことをどこまで話そうかなと思ったりもしますよね。
「質問をしたほうがいいのかな?それとも、初めて会う人にあれこれ訊かれるのは嫌かな?」と悩みますよね。
まず、初対面の人に会ったときに会話が弾むポイントは「自分のことを話す分量よりも相手のことを訊く分量を多くする」ということです。
「訊く=質問する」ということは「私はあなたに興味がありますよ」と思っていることを伝えるためのサインです。
人は、興味・関心のあることについては「知りたい」という欲求が生まれます。
根掘り葉掘り訊かれることは嫌だなぁと思う人でも、多少、訊かれる分には問題がないという人も多いです。
むしろ、こちらが訊いていないのに、ずっと自分の話ばかりしている人のほうが一緒にいて疲れます(笑)。
適度に相手に質問をしましょう。
質問の内容は、相手を不快にさせないものであれば、どんなことでも構いません。
出身地のことであったり、現在、住んでいる場所のことであったり。
同じ勉強会に参加している人であれば「この勉強会はいつも参加しているんですか?」といことを訊いてもいいですし「どんな仕事をされているんですか?」ということでもいいです。
そして、質問する際に、ただ闇雲に質問をするのではなく、自分との共通項を探すつもりで訊いてみるとよりいいです。
人は共通項があると相手に親近感を持ちます。
あなたもこんな経験ないですか?
同じ出身地だと分かった瞬間、グッと距離感が縮んで会話が盛り上がったなんてこと。
共通項を探しながら質問をしていき、共通項があれば距離が縮まり、一気に会話が弾みます。
ただし、質問はしっぱなしではなく、相手の答えをしっかりと受け止め、時々、自分のことも話すようにしてくださいね。
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