こんにちは。
元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。
あなたは「相手との距離感を考えた話し方」を意識していますか?
声が小さい人よりも声が大きい人の方が様々な場面で得をします。
そして、聞き返されることなく伝えたいことを的確に伝えることができます。
しかし、相手との「距離感」を考えた話し方でなければ、あなたの伝えたいことが効果的に伝わらないのです。
声が大きければ大きいほど相手に好印象を与えるだろうと勘違いをしている人がいます。
面接などでよく見られる光景なのですが、テーブルを挟んだ向かい側に面接官がいるのにもかかわらず、とにかく大きな声で話す人がいます。
往々にして面接に慣れていない人ですが・・・・。
距離感を考えずに話す人は「コミュニケーション能力がない」と判断されてしまいます。
また、最初の挨拶や自分の名前を名乗るときは大きい声でハキハキと話しているのに、椅子に座って面接官が質問をし始めた途端、声が小さくなる人もコミュニケーション能力に疑問を持たれてしまいます。
声が大きいことは「元気」「明るい」などプラスのイメージではありますが、相手との距離感を考えずに話すのは好感度が高い話し方とは言えません。
常に相手との距離感が近いのか、遠いのか、そこをしっかりと見極めた上で声のボリュームは決めましょう。
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