話しかた接客マナー術

【テクニック編】「トレーニング」で「話し方」は変わる?!

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こんにちは。

元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。

マイクをもつ男性の手

私はNHK室蘭放送局とNHK山形放送局で合計6年間、キャスター・リポーターとしてテレビやラジオで伝える仕事をしてきました。

その後、講師として独立し、今度は研修やセミナーという形で伝える仕事をしています。

そういった私の経歴を話すと、多くの方に「相澤さんは元々人前で話すことが上手だったんでしょう?」「最初から大勢の人の前で話すのが得意だったんでしょう?」と言われます。

いいえ。違います。

実は、その逆です。

子供の頃はどちらかと言えば「人見知り」。

人前でなにかを発表するのは苦手。

国語の授業の朗読で先生に当てられるのも大の苦手。

人前で話すときにはいつも自信がなさそうに話していました。

伝えたいことがうまく言葉にできなくて沈黙の時間が長かったことも多々あります。

 

そんな私がテレビで見た女性アナウンサーに憧れて「アナウンサーになりたい!」そう思ったときから「人前で話すトレーニング」が始まったのです。

 

どんなトレーニングをしたか、というのは後程ご紹介するとして、このブログでは「アナウンサーの話し方」をテーマにお伝えしていきます。

 

「アナウンサーが聞きやすい声で滑舌よくハキハキ話すのは、どうして?」

「なにをどうしたら、アナウンサーのような話し方ができるの?」

そう、疑問に思ったことはありませんか?

「アナウンサーや司会者など人前で話す仕事をしている人たちは、初めから能力や才能がある。人前で話すのが好きな人たち」

多くの人がそう思いがちです。

先程も話しましたがアナウンサーが元々人前で話すのが上手だったかというと意外とそうでもありません。

私のように「子供の頃は人見知りでした」という方も多いです。

では、なぜ、そんな人見知りの人が、アナウンサーとして人前で話す仕事をしているかというと、それは「人前で話すトレーニングを継続した」からです。

 

プロの伝え手として合格をもらうためのトレーニングをし続け、アナウンサーになってからは日々の仕事がトレーニングになったのです。

 

「話し方」はトレーニングで磨かれます。決して「才能」でも「能力」でもありません。

「どれだけ真剣に、話すトレーニングをし続けたか?」だけなのです。

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