こんにちは。
元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。
ビジネスで、初めましての方と会うときには必ず名刺交換をしますよね?
その名刺交換の際に「会話のきっかけが掴めない」とおっしゃる方、結構、多いです。
「名刺」は最強の会話ツールです。
いただいた名刺に書いてある情報から、相手に対する質問事項が出てきます。
例えば。
代表的なものは、相手の方の名前。
珍しい名字や名前だったら、そこから質問を投げかけて会話のきっかけを掴めますし、読めない漢字であれば、それも訊くことで会話が進みます。
私は東北の宮城出身ですが、東北では見たことがない・聞いたことがない名前の場合は出身地も訊くことにしています。
そうすると、出身地の話にも会話を広げることができます。
会社名も同じです。
経営者の方であれば、会社名にはどんな思いを込めたのか、なぜ、その名前にしたのかを訊くことができます。
そうすることで、その方の会社にかける思いなど深いことまで知ることができ、次の会話に展開しやすくなります。
次に、所在地や支店。
自分の故郷やご縁のあった土地に支店があったりすると、そこからまた会話が広がります。
他には、会社のロゴや名刺のデザイン。
写真や地図が記載してあれば、その話題も。
このように名刺一枚で様々な会話を展開させることができます。
名刺は最強の会話ツールなのです。
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