こんにちは。
元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。
好感度の高い話し方のひとつに「表情豊かに話すこと」があります。
この「表情豊かに話す」ということですが、経験を積まないとなかなか難しいものです。
表情豊かに話すためには、次の3つのことが必要です。
1.場数を踏むこと
2.表情(笑顔)のトレーニングを行うこと
3.鏡の前で表情豊かに話す練習をすること
まずは、人前で話す場数を踏むこと。
これが一番大事です。
場数を踏まないと、なかなか緊張が解けません。
いつも緊張度合いがマックスだと「表情豊かに話す」という意識もできなくなってしまいます。
そして、次に表情(笑顔)のトレーニングを行うことが大切です。
表情のトレーニングをするなんて聞いたことがない人も多いと思いますが、日本人は意識をしないと口角が下がっている民族です。
試しに周りを見渡してみてください。
電車に乗ると、とてもよく分かりますよ。
なんと口角の下がっている人の多いことか!
口角を常に上げるために意識も大切ですが、まずは凝り固まった表情筋をほぐすところからはじめましょう。
私も研修などでは表情筋を鍛えるトレーニングなどお伝えしていますが、インターネットで検索をするとトレーニング方法はたくさん出てくるので探してみてください。
最後に、これが私が一番推奨したい方法です。
鏡の前で話す練習を何度も行ってください。
鏡の前で話すことで、自分自身の癖が瞬時に分かり、修正すべき点も分かります。
あなたが表情豊かに話しているつもりでも、鏡の前で話したときに全然表情が変わっていないというのに気がつきます。
そうすれば、なにをどうしていけば、表情が変わり、どんな話し方をすれば表情が豊かになるのかが分かります。
ぜひ、この3つのことを実践して、表情豊かに話せるようになりましょう!
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