こんにちは。
元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。
電話は相手の姿が見えません。
だからこそ、対面のとき以上に気をつけるポイントが数多くあります。
「姿勢」「表情」そして「話し方」。
特に「滑舌よく話すこと」がとても大事です。
対面でお客様と話すときに、もし聞き返されたとしても、ジェスチャーを使ったり紙に書いたりして伝えることが可能です。
しかし、電話ではそれができません。
なんとしてでも「口頭で」伝えなくてはいけないのです。
聞き返されたときに何度か言い直して伝わればいいのですが、何度も言い直すと、それまでスムーズに進んできた会話・コミュニケーションが一旦中断されてしまいます。
そうすると、例えば、営業マンであれば、それまでうまく進んでいた商談が中断されてしまいます。
非常にもったいないことです。
電話は相手の姿が見えない、自分の姿も相手に見せることができない。
だからこそ「話し方」により意識を高く持ってください。
口を大きく開けて言葉を発する。
口を大きく開ける意識を持つと、自然と話すスピードもゆっくりになり、より伝わりやすくなります。
相手が見えないからこそ、口を大きく開けて滑舌よく話すことを心掛けてみてください。
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