こんにちは。
元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。
前回は「オウム返し」についてお伝えしました。
今日のテーマも「オウム返し」ですが、より効果的な「オウム返し」についてお伝えします。
「オウム返し」とは相手の言葉の一部をオウムのように繰り返すこととお伝えしました。
それだけでも充分「あなたの話を聞いていますよ」のサインであり「あなたに興味・関心がありますよ」のサインなのですが、より効果的な「オウム返し」は「話し手の感情が現れた言葉を繰り返すこと」です。
例えば。
Aさん:私、昨日、妹とディズニーランドに行ってきたんですよ!もうね、すっごい楽しかったですよ。
Bさん:すっごい楽しかったんですね!分かります!ディズニーランドは何度も行きたくなりますよね。
Aさん:そうなんですよ!また行く気満々で、次はいつにしようかな~と計画しています。
こんな風に「楽しい」「嬉しい」「悲しい」「悔しい」など、話し手の感情が現れた言葉を繰り返すのがポイントです。
そうすると、より話し手は「この人、私に興味・関心を持ってくれている。私の話を聞いてくれる」という気持ちになります。
あなたもぜひ、この「オウム返し」を使ってコミュニケーションを図ってみてください。
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