こんにちは。
元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。
現在、私は企業の社員研修の講師として活動をしています。
私の話し方研修では、毎回、受講生の皆さんにビデオカメラの前で話すということを実践してもらうのですが、多くの方が「自分の話している姿を今まで見たことがなかったので衝撃でした」「自分が思っている姿と全然違いました」という感想をくださいます。
「自分が思っている姿」と「第三者に見えている姿」
話し方の上達には、これらのギャップを埋めていく作業が必須です。
笑顔で話しているつもりなのに、全然表情が変わらない。
大きな声で話しているつもりなのに、小さい。
背筋を伸ばして話しているつもりなのに、猫背気味。
この「~つもり」を「~つもり」で終わらせないためには、常に第三者(他人)から見られている意識を持つことです。
どんなときでも他人から見られている意識を持つと行動が変わります。
常に口角を上げたり、背筋を伸ばしたり。
相手の話を聞くときに柔らかい表情だったり。
しっかりと目を見て頷いたり。
アナウンサーは常日頃、番組に出演していないときも他人に見られている意識を持って生活をしています。
そのため、どんなときでも美しい姿勢で表情が優しいのです。
あなたも今日から「常に他人に見られている意識」を持って生活をしてみてください。
それだけで、あなたの好感度がグッと上がります。
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