話しかた接客マナー術

【テクニック編】依頼のときの話し方~命令形ではなく依頼形で~

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こんにちは。

元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。

今日は、なにかお願いをしたいときに心掛けるとよいポイントをお伝えします。

 

それは「~してください」と命令形で言うのではなく「~していただけますか?」と依頼形で言うことです。

 

命令形で「ここに住所を記入してください」と言われると「住所を書かなきゃいけないんだ」となんだか強制されている気分になりませんか?

依頼形で「ここに住所を記入していただけますか?」と言われると、住所を書いても書かなくてもいいという選択肢ができるので、気軽な感じになりませんか?

 

他にも、例えば、面談の日程を決めたいとき。

「ご都合のよろしい日程をいくつか挙げてください」というと強い感じがしますが「ご都合のよろしい日程をいくつか挙げていただけますか?」というと柔らかい印象になります。

 

また、話し言葉で「~していただけますか?」と言う場合は、語尾の言い方にも気をつけてください。

語尾を柔らかく、優しく、言いましょう。

 

「~していただけますか!」と語尾を強く発音してしまうと、せっかく依頼形で柔らかく伝えようと思ったのに、それが伝わらなくなってしまいます。

 

プラス「~していただけませんか?」と否定文で言うよりも「~していただけますか?」と肯定文で伝えたほうが、相手が「YES」と言いやすくなります。

 

 

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