話しかた接客マナー術

【テクニック編】お客様との話し方~第一声のトーンは少し高めの音を意識して~

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こんにちは。

元NHKキャスター・話しかた接客マナー講師の相澤静です。

 

初めてのお客様と話すときに気をつけるポイントは、第一声の「声のトーン」です。

 

声のトーンで印象がガラリと変わります。

 

低いトーンで話すと「暗い」「怖い」という印象がある一方で「落ち着きがある」「信頼感がある」「説得力がある」などというプラスの印象があります。

 

高いトーンは「明るい」「元気」というプラスの印象を与えることが多く、印象を良く見せたいときに高いトーンで話すと良いとされています。

 

例えば。

初めてお会いするお客様にお声を掛けるときの「いらっしゃいませ」。

 

この挨拶は高めのトーンで言うと好感度がアップします。

 

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの音階の中の「ソ」。

このあたりの音を意識して「いらっしゃいませ」と言ってみましょう。

 

コミュニケーションの先生によっては「ファの音」と言ったり「ラの音」と教えている方もいますが、私は「ファ」「ソ」「ラ」の中間の「ソ」とお伝えしています。

 

でも、もしあなたの普段の声のトーンが高い場合、さらに高い音を意識して話すと「耳につく」「耳障り」というマイナスの印象を与えてしまうので注意が必要です。

 

あなたの普段の声のトーンが高めか低めかによって、第一声を高くしたほうがいいのかがどうか決まります。

まずは自分の声のトーンが高めなのか低めなのか、そこを把握してくださいね。

 

 

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